PCR法検査

COVID-19

PCR（Polymerase Chain Reaction）：ポリメラーゼ連鎖反応
DNAの一部を増幅させて検出する検査です。咽頭ぬぐい液、鼻腔ぬぐい液又は唾液から検査を行います。
昨今では新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の確定診断に用いられており、微量のウイルスを検出できる精度の高い検査です。
※TRIBでは医療機関、企業からの受託検査のご依頼を承っております。（現在、指定項目の個人の方からの郵送検診も行っております）

HPV検査

HPV（Human Papilloma Virus）：ヒトパピローマウイルス
子宮頸がんの原因とされるウイルスのことです。
国立がん研究センターは2020年7月子宮頸がん検診のガイドラインを１１年ぶりに更新し、これまで推奨していた細胞診に加え、子宮頸がんの原因となるHPVに感染しているかどうかを調べるHPV検査も検診で実施することを推奨するとしました。
日本では年間約3,000人の方が子宮頸がんで亡くなられており、定期的なHPV検査を受けることにより子宮頸がんを発症するリスクを軽減できます。
◆国立がん研究センター がん情報サービス
◆「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン」更新版公開

その他の検査

GCF検査

GCF（Gingival Crevicular Fluid）：歯肉溝浸出貯留液
歯周病が進むと心疾患、脳梗塞、糖尿病のリスクが高くなることがわかっており、近年ではアルツハイマー病の悪化因子である可能性も高いという研究結果も出ています。歯周病は生活習慣（喫煙、飲酒等）やストレスなどが発生に関連してるとも言われており、この検査はご自身の健康状態の把握ができ、口腔を健康に保つことで生活の質を高めることができます。

CKD検査

CKD (Chronic Kidney Disease）：慢性腎臓病
腎臓は“沈黙の臓器”を言われています。慢性腎臓病は初期には自覚症状がほとんどありません。夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの自覚症状が出た時には病状が進行しています。そのため早期発見が重要になります。腎臓は一度あるレベルまで悪くなってしまうと自然に治ることはなく、人工透析や腎移植を受けなければ生きられなくなってしまいます。また、腎臓の働きが悪くなってしまうと心臓・血管への負担もかかり、心筋梗塞や心不全、脳卒中などの合併症も引き起こしやすくなると言われています。こちらの検査は尿での検査となり、尿中たんぱく濃度を定量（数値化）でご報告いたします。

コルチゾール検査

ストレス、疲労、不眠症、不安感・うつなどの状態にある方に適した検査（ストレスチェック）です。コルチゾールは様々なストレスに対応するための大切なホルモンの一つです。ストレスを多く受けすぎるとコルチゾールが多く分泌され、副腎は次第に疲労します。こちらの検査はご自身でサンプル採取（唾液）が可能で、ストレス状態を視覚化することが出来ます。また、この検査結果から医療関係者がご自身の状態を把握しやすくなります。

違法薬物検査

違法ドラッグには、麻薬や覚醒剤の化学構造を少しだけ変えた物質が含まれており、構造は違いますが体への影響は麻薬や覚醒剤と変わりません。それどころか、麻薬や覚醒剤より危険な成分が含まれている場合もあります。測定サンプルは唾液となります。検査・システム・操作性のクオリティを担保し正確な検査実施を支援します。
【測定可能薬物】
コカイン、オピエート、メタフェタミン、テトラ・ヒドロ・カンナビノール、ベンゾジアセピン、アンフェタミン